白州の買取

白州とは？由来と概要

サントリーのプレミアムウイスキーの中でも屈指の人気を誇る白州。爽やかでフレッシュな味わいが魅力のシングルモルトウイスキーですが、近年では品薄の銘柄としても注目を集めています。

「定価で購入できる店舗がない」「白州は発売されていないの？」そんな声がネットで見られることが増えてきた昨今。白州のメイン商品でもあった12年は休売され、オークションでは5～6倍の価格で取り引きされることも少なくありません。買取市場でも希少価値の高い注目の銘柄です。

南アルプスの天然水が滾々と湧き出る、澄み切った空気に満ちた森に佇む白州蒸留所で生まれた白州。若葉のような清涼感と瑞々しさ、クリアで清々しい口当たりは、標高700メートルにある南アルプスが生んだ大地の結晶とも言えるでしょう。

白州の誕生は1994年、白州蒸留所で造られた原酒を基に「白州12年」を完成させたことから始まります。ほのかに薫るスモークと豊かな大自然を彷彿とさせる味わいは瞬く間に評判となり、2006年には世界的権威の「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で「白州18年」が金賞を受賞。白州は日本のみならず世界各国で高い評価を受けるモルトウイスキーへと成長を遂げていきました。

匠の技と大自然が融合し見事に花開いた白州。洗練されたエレガントな味わいで世界各国の人々を魅了し、今も「森の蒸留所」で山々に抱かれながら白州は静かな進化と成長を続けています。

白州の特徴・味

白州の特徴は、やはり森の大地が生んだ清涼感にあると言えるでしょう。定番のシングルモルト・白州NVは、森林の香り漂う爽やかでキレのある口当たりと微かに漂うスモーキーな風味、ほのかな酸味と甘みが余韻となり奥深さを与えています。

白州18年は爽やかさにコクと複雑味が加わり、ほのかに樽香漂う大人の味わいが魅力です。澄み切った美しい琥珀色とラベリングがマッチし、クラシカルな風格を添えています。

深いブラウンの色調が印象的な白州25年は、熟成期間が25年を超えた原酒をヴァッティングして造られています。シェリー特有の果実味あふれた口当たりと、甘くクリーミーな余韻が魅力の銘柄です。

白州の希少性・価値​

白州は、前述したとおり非常に希少価値のある人気の銘柄です。販売中止された製品も多く、その他のラインナップも値段は右肩上がり。買取市場でも人気が高く、高値で買取強化している業者も少なくありません。白州10年は、小売価格の3倍以上が相場とされ、販売中止された白州10年は、定価の6倍近くにまで価格が跳ね上がっています。今後も白州の人気は衰えないと予測され、買取市場でも注目を集めている銘柄です。

白州の種類

白州NV

芳醇な森の香りと爽やかでシャープな味わいが特徴の白州NVは、ほのかな香味を引き出すために「ライトリーピーテッドモルト」をヴァッティングしているウイスキーです。白州のスタンダードな銘柄として人気が高く、買取価格は定価の3・4割増し程度となっています。

白州18年

長期醸造した原酒を使用した深みのある味わいの白州18年は、ISC金賞受賞を始めとして様々な賞を受賞している白州を代表するラインナップです。常に品薄状態が続いているために、買取価格も倍以上が相場となっています。

白州25年

白州の数あるラインナップの中でもトップクラスの評価を受けている白州25年は、人気の高さも相まって品薄・入手困難な状態が続いている銘柄です。スモーキーでクリーミーな大人の味わいを楽しめる銘酒です。

白州10年

現在は販売終了となった価値ある白州10年は、買取市場でもめったに見ることのない希少なラインナップです。スッキリとした味わいの中に、ほのかに森の香りを感じさせる爽やかなウイスキーとなっています。

白州12年

ホワイトオークの樽で熟成した原酒を使用した白州12年は、原酒が不足したために2018年で発売を終了しています。甘みと爽やかさが見事に調和した贅沢な逸品です。

白州へビリーピーテッド

2009年に発売されたへビリーピーテッドは、1000本限定のレアな逸品です。へビリーピーテッド麦芽を使用した原酒のみを使用しているため、素材ならではのスモーキーな味わいを濃厚に感じます。

白州バーボンバレル

ホワイトオーク樽のバーボンバレルのみを原酒として使用し、冷却炉化を行っていない生の原酒を味わえる逸品です。数量限定品であったことも所以して、買取相場は定価の10倍近くとなっています。

白州シェリーカスク

シェリー樽で醸造された深みのある味わいが特徴のシェリーカスクは、滑らかな甘みとほろ苦さが調和した大人の味わいとなっています。買取相場は定価の10倍近くとなっている非常にレアな逸品です。