ブラントンの買取

ブラントン 参考買取価格

ブラントンとは？由来と概要

アメリカ・ケンタッキー州、バッファロー・トレース蒸留所で生まれた至高のバーボンウイスキー・ブラントン。ブラントンは、1984年、ケンタッキー州フランクフォード市制200年を記念して誕生した比較的新しいバーボンです。ブラントンという銘柄は、バーボン造りの巨匠、アルバートブラントン大佐にちなんで付けられました。

ブラントンのクラフト感溢れるラベルは、蔵出しの日付やボトルナンバーなど、一つひとつ手書きで丁寧に記しています。ブラントンの伝統とこだわりを象徴するような流麗で細かい文字、ケンタッキーダービーの騎手と馬をモチーフにしたオブジェが施されたボトルキャップ。この特徴的なデザインは「馬キャップ」と呼ばれ、ラグジュアリーな雰囲気にキュートな印象をプラスしています。

ところで、ウイスキーとバーボンは同じだと思っている方もいるのではないでしょうか？実はウイスキーとバーボンは原材料と製法が異なります。バーボンは、トウモロコシを51%以上使用し焦がした新樽のみで熟成させ、連続式蒸留器でアルコール度数が80%以下になるように調整されています。ウイスキーよりほんのり甘く感じるのは、この独自の製法と、トウモロコシ比率の高さにあるでしょう。

希少価値の高いブラントンは「唯一無二のバーボン」とも称され、バーボン好きなら知らぬ人のない銘柄であり、その特徴的なボトルとともに世界中で愛され続けています。

ブラントンの特徴・味

ブラントン最大の特徴は、他のバーボンとは一線を画す「シングルバレル」であること。ひとつの樽からのみ瓶詰めを行うため、樽ごとに異なる個性と味わいが楽しめます。一つひとつのボトルごとに様々な表情を見せるブラントンは、オーナーのみが堪能できる至福のひとときを提供しています。約8年の歳月をかけて丁寧に熟成された原酒は、バニラ、キャラメル、ナッツ、スパイスなどの複雑なアロマが華やかに広がります。滑らかな口当たりと長い余韻は、長い年月をかけて熟成したブラントンバーボンならではといえるでしょう。

ブラントンは、ラインナップによって味が異なるのも特徴です。ブラックのラベルが印象的なブラントンブラックは、バニラのような甘みとフルーツの酸味、長い余韻にはひそかにスパイスの香りが纏います。

受賞歴のある代表的なラインナップ・ブラントン シングルバレルは、イチジクやドライフルーツの甘い香りが広がり、単一樽とは思えない複雑味を呈しています。世界的な酒類コンペティション「IWSC」で金賞を獲得した銘酒です。

ブラントンの希少性・価値

ブラントンの希少性はそれほど高くはありませんが、その価値はウイスキー愛好家から安定した評価を得ています。ブラントンは生産年度によって希少性・価値が異なります。

たとえば、1992年、1993年などに生産されたブラントンの希少性は高く、買取相場が倍以上変わるケースも少なくありません。また、ボルドーワインにゴールドのケンタッキーダービーがデザインされたBOXも希少価値があり、その有無によって買取相場も変化します。

ブラントンと合う料理・おつまみ

深みのある味わいと豊かな香りが特徴のブラントンと相性の良いのは、濃厚で甘みや塩味が強いフードです。ウッドチップの香薫とコクが魅力のスモークチーズは、ブラントンのスパイシーな香りを引き立ててくれます。

基本的にチーズはブラントンと相性が良く、チーズの塩味と濃厚な味わいが非常にマッチします。同じく、塩味と香りが強い生ハムもブラントンのペアリングに最適です。生ハム独自のフルーツのような甘い香りとうまみは、アルコール度数が高く若干甘みのあるブラントンに最適。その他、ドライフルーツやナッツ、チョコレート、チーズケーキなどもおつまみにピッタリです。

ブラントンの主な種類

• ブラントン
• ブラントン ブラック
• ブラントン スペシャル リザーブ
• ブラントン ゴールド
• ブラントン ストレート・フロム・ザ・バレル